WJ42号感想

流石の僕も「いい加減にしろ」といいたい気分です。
冨樫先生、あなたのことですよ。


☆☆☆アイシールド☆☆☆

・「今年も部の予算ゼロかよ!」
高校の部活で予算ゼロ!?
アリエーナーイー。
やっぱりこの高校は全力学園なんじゃないんですか!?

参考)逆境ナイン中の台詞
主人公「我々は高校生のクラブ活動ですよっ」
全力学園校長「普段の努力がないから結果にもでる。遊び呆けてるだけの集まりに金を出すつもりはない!」

まあ、逆境ナインでは「そんな惨めな目にあってまで続けることもあるまい。よって廃部だ!」となるんですが、部が存続できるだけ夕陽の方がまだマシ・・・かな?

・10番勝負
基本的には作品への露出度と票差が比例関係にあると思います。
阿含の悪なんて、まだたいして描かれてませんし。
だから、あんまし読者の意向が反映された企画とはいえないと思いました。
……瀧vsコータローを除いては。

ところで、各対決の票数を足してみればわかることですけど、どれも数字が一定じゃないんですよね。
つまり、各対決にいくらか無効投票があったということで。
各々の数字を足してみて、いちばん合計票数が少なかった質問が「読者にとって一番どうでもいい質問」と言えるかと思います。

「セナvs進」……11390
「ヒル魔vs阿含」……11367
「まもりvs鈴音」……11413
「瀧vsコータロー」……11361
「石丸vs雲水」……11351
「雪光vs桜庭」……11359
「栗田vs大田原」……11303
「ムサシvsキッド」……11373
「モン太vs猿」……11369
「ケルベロスvsデビルバット」……11381

というわけで、読者にとって一番どうでもいいのは「先輩に欲しいのは栗田か大田原か」という質問で、逆に最も関心のある項目は「彼女にしたいのはまもりか鈴音か」だったようです。
みんなまもり姉さん好きだなあ。


☆☆☆ワンピース☆☆☆

・「どこぞで奪ってきた金を偉そうに守ろうとするんじゃねェ」
そういえばすっかり忘れてましたけど、あの金は空島から奪った黄金を換金したものでしたね。

・「おれはサイボーグだ」
なるほど、だから火を吹くことができたのですね。納得。
じゃあ、テレキネシスやマッハ5での飛行、索敵、全身武器、超硬装甲ボディーと変身能力、水中移動、それと加速装置も備わってると考えて良いですよね?


☆☆☆ワークワーク☆☆☆

なんとも読み辛い漫画です。
藤崎先生のバトルシーンってこんなごちゃごちゃして読みにくいものでしたっけ??
それにしても、あんまり面白くないです。
ぶっちゃけ、ディグレくらい面白くないです。


☆☆☆デスノート☆☆☆

・「じゃあ、二人で布団かぶっちゃおうか?」
衆人監視の中でコトに及ぼうとするミサミサもなかなかの趣味だと思います。

・バトルマンガ
前回この漫画で二人がテニスをしたときは「テニスの王子様に対するあてつけ」ということで結論が着いたのですが、今回のチェーンデスマッチは何へのあてつけ??
ま、まさか・・・・・・キックスメガミックス!?

・「やる気がないのに悪いが」
このコマのLのやる気のなさはすごいです。
画面すら見てません。たぶん椅子に座ってくるくる回ってますよ。
Lってやつはそういう男です。


☆☆☆秘密兵器ハットリ☆☆☆



                _────ヘ_          / ̄ ̄ ̄ ̄\
            _─≡          ヘ_      /    ス    \
          /                  ─_  │           │
        /                       \│     ッ     │
       /                          │           │
     /                            │     ゲ     │
    /                             \          │
   /                                \  !!   /
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 /          ノ レ   // \   /  /    │ └│     │
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いとうみきお先生の作品とは思えない面白さで正直ビックリ。
全体の構成もいいし、小ネタも効いてるし、章区切りにするのもテンポが良くて巧く機能してたと思います。
このクオリティが保てるなら連載して欲しいなあ。
……きっと保てないだろうけど。

・「一回で82点なんて不可能だ」
またまた島本ネタで恐縮なんですけど、「逆境ナイン」では9回裏から109点取ってます。
まあ、漫画なんですけど。


☆☆☆ディグレ☆☆☆

・リバウンド
神撫手の吐血シーンと、肝心なところでクソの役にも立たない浮竹隊長が半々な感じでフラッシュバックしました。


☆☆☆テニス☆☆☆

・イワシ水
迂闊にも普通に笑ってしまいました。
イワシが刺さってるよ〜〜。

許斐先生は実はものすごくギャグセンスに溢れた人で、COOLもテニスも全部分かった上で描いてるんじゃないかと、少し不安になりました。

・菊丸
許斐先生、悪辣だなあ…。
越前のキャラを立てるためにバレーをヘタクソにしたのはいいが、それでいて勝たせるためにこんな展開を……。
こんなことでイワシ水を飲まざるを得なくなった樹さんが可哀想じゃないですか。
菊丸のイメージも良くないだろうし、越前のキャラなんかに拘泥しなきゃよかったのに。

……ここまでして越前を後に残しておく理由って、もしかしてビーチバレーでスーパーサイヤ人?

・「何見てんだい、海堂?」
てんどん大好き許斐先生。
いや、しかし、見事に作用してます。
この展開、分かってたのに笑ってしまいました。

・シルバーシート
珍遊記で山田太郎が殺した相手の墓標にクソを添えてるのを思い出しました。
面白いなあ許斐先生。
許斐先生を認めてしまう自分がすごく嫌だ。


☆☆☆武装錬金☆☆☆

・剛太くん
「キミが死ぬときが私が死ぬときだ!」
「斗貴子さんが死ぬ時がオレが死ぬときだ!」
目の前でこんなイチャイチャっぷりを見せつけられた剛太くんがどのような行動に出ても、彼を責めれないと思います。
裏切り者の責を覚悟しカズキを救い、また己のファーストキッスを犠牲にしてまで助けようとしたのに、そこまでの自己献身をして、なお、これですからね。
こりゃあ酷い。

ところで、カズキはある意味寿命があと6週間なわけで、斗貴子さんの「キミが死ぬ時が〜」に比べて、カズキのはイーブンな感じはしないです。
癌で余命幾許もない人とロシアンルーレットすることになって、「だいじょうぶ、条件は互角だ」って言われたみたい。
互角じゃないって。


☆☆☆ミスフル☆☆☆

・辰羅川の特訓
アストロ球団でも同じような特訓がありましたね。
何の役に立つんだ、これ。

でも、アストロ球団の場合は丸太を手で受けとめるのではなく、背中にぶつけて耐えていたんですよ。
「相手のピッチャーはデッドボールで殺しにくるから、急所を外して背中で受ける特訓」だったんですね。
本当にバカですね、アストロ球団。
ミスフルもまだまだだなあ。


☆☆☆こち亀☆☆☆

・「これじゃ寝られないよ」
寝るなよ。

・対ライオン戦
両さんとライオンの力関係はその話の展開如何によって大きく変わってきます。
僕の記憶にあるだけでも、「鎧を着こめば勝てる」「素手で勝てる」など様々です。
今週の両さんは比較的弱かったなあ。


☆☆☆ゲドー☆☆☆

あの……大丈夫ですか。
この掲載順位は……。

・マタンゴ
「マタンゴ」を見てる女子高生。
なんてカルトなんだろう、讃良さん。
讃良さんは、きっとキラートマトやミミズバーガー、それにエドウッド作品も見てるに違いない。

でも、マタンゴと同じようなネタを使いながら、歩きまわってたのは実は子実体と、ちゃんとゲドーらしい展開にもっていったのは、さすが岡野先生。巧いなあ。

今週は讃良さんがエロイ目に遭わなかったのが残念です。
水戸黄門を見たのに印籠が出てこなかったみたい。
なんだか物足りません。


☆☆☆ゴーイングマイウェイ進☆☆☆

ゴーギャンのクセに面白い。
頑張ったんだなあ、ゴーギャン(呼び捨て)
ラストページが狙い通りの効果をもたらしてないのが残念ですが、タイトルページの登場人物紹介とか、途中の道中記とか、かなりツボでした。
「すごく悪い気だぜ」→「でも負けねぇぜ!」のコピーとか、めちゃくちゃ面白かったです。
こういう、いい意味でやる気のない読者をバカにした描写が大好きです。

あと、ハナちゃんがちゃんと可愛く描けてるのが大切なポイントですね。
ヒロインをヒロインらしく描けるのは、他のギャグ作家と比べても大きなアドバンテージだと思います。



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