WJ11号感想

Q.神様に一生懸命お願いしたら、毎週ハンターが読めますか?





A.神に祈ったくらいでハンターが読めるほど、人生甘くはありません。


☆☆☆テニス☆☆☆

・「氷帝学園が乗り込んで来てるらしーぜ!」
確か以前は、六角のダビデが氷帝に乗り込んで100人斬りとかやってましたが、中学生たちはいつもこんなことをやってるんでしょうか。

で、この乗り込んだ時期ってのは、関東大会終了後っぽいです。
ということは、真田皇帝も「全国へ行く事の出来ぬお前が」「何の茶番だ」などと偉そうに言ってますが、つい先日一年坊主に負けたばかりなんですよね。

・「動かざるごと『山』の如し」
何がどうとは言えないけど、爆笑ポイント。
まず、テニス中にこんなことを口走ってる時点で十分面白いのですが、印刷の関係か、僕のジャンプでは顔に一本縦線が入っているように見えて、そのせいでまるでスト3のQに見えてしまうのです。



↑これに見えた

・「プリッ」
流石は許斐先生です。
このギャグセンスは只事ではありません。
他のメンバーが試合に対し、何らかのコメントをしている一方、その締めとなる仁王が「プリッ」。
なぜかここだけ一呼吸置いてテニスボールを背景に「プリッ」。
全く意味が分かりません! すごい!

・「絶望と共に散れ」
あいも変わらず流石です、真田皇帝!
その後の山のコマも素晴らしいの一言。
ポーズが間抜けで哀愁漂っている上に、周りのやつらが「なんかすごいことをしている」風に囃し立ててるのがとても面白いです。
普通にボールを待ってるだけなのに「鬼だ!」とか言ってますよ。

ところで、風林火山の山ってどういう念能力でしたっけ??

・「フフフフ……ファーッハッハッ」
どんなに劣勢でも、どんなに惨めでも、さすがは跡部様です。
他校に乗り込み勝手に試合を始めた挙句、それまでボロクソに負けていたのに、1ポイント取っただけでこの高笑い!
僕もこんな人間になりたいです!!!!

・「公式戦が楽しみだ」
ってことはもしかして、時間軸的には氷帝の地方枠お情け出場が決まって、ブチャとかが「跡部を探さないとー」とか言ってた辺りの話なんでしょうか。
その前提で邪推すると「あのプライドの高い跡部がこんな形での出場を」OKしたのは、もしかして直前に新技が出来ちゃってちょっと舞い上がってたから、みたいなことになったりします??

・「ほうら凍れ」
なんで許斐先生はこんなに天才なんだろう!
こんな何気ない見開きがあり得ないほどに面白い!!!!
跡部様の右手の突き出し具合とかがすごくイイですね。
後光を背負ってるのもナイスだし、ボールとの位置関係も絶妙に間抜けです。
それに、良く見ると表情も味わい深い。
なんていうかな。伝わりにくいと思うけど、メガテンに出てくるLV50くらいの魔神っぽいんですよね。
テニス面白いなー。


☆☆☆ハンター☆☆☆

・シャウアプフの催眠
前回の終わり方がそうさせるのか、はたまた死相でまくりのノヴ先生の存在がそうさせるのか(逆にいま一番死にそうにないのがノヴ先生なのだけど)、とにかく、シャウの鱗粉は監視のため、つまり円の一種であり、これでノヴ先生が見つかっちゃうのかと思ったけど、実際は催眠でした。
ハラハラしただけに肩透かしというか……。
まあ、いまノヴ先生が死んじゃったら計画が根底から崩れてしまうので、ノヴ先生は突入するまでは絶対に死なないと思うんですけどね。
思うんですけどね、相手は冨樫先生だから。

ところで、この催眠ですが、もし念だとしたら操作or放出でしょうか。放出の可能性の方が高そうですけど。
でも、念はまた別にあって、これは単にアリに固有能力かも。

・「メレオロンもイカルゴもいいハートを持ってる」
うーん、メレオロンさんはそんなイイ人でしたっけ。
王を倒すという目的は一致しているものの、彼は最初、ゴンに自分の部下をけしかけ命懸けのテストをさせたわけで、確かに気さくな性格ではあるかもしれないけど、決してそんなイイ人ではないような。

・「できれば王とも対話してェ……!」
王の心情に変化が訪れたことに従い、キメラアント編序盤でナックルが言ってたことが段々意味を成してきた感があります。
ここでナックルのアイデアを再度強調したということは、これからの最終決戦において何か意味を為してくるのでしょう。

それにしても、対話と書いてケンカと読むとは、これが「タイマン張ったらマブダチじゃ!」というやつなのでしょうか。

・神速
ダツDEダーツ攻略時に見せたあの技(?)でしょうか。
でも、あれって「特定部位への攻撃」を事前に予測した上での超反応なわけで、他のケースではどうやって使うんでしょ。
遠くから矢が放たれる→自分の身体のどの部位に命中するか予測→その部位の前で手を構える→超反応で矢をつかむ→ダメージ微弱ウマー、ってことですかね。
いや、でも手を構えるんならそのまま手でガードできるよなー。
まあ、これは今後のお楽しみってことで。
次 、 四 月 だ け ど ね !

・身体が重いモラウさん
なんと、ノヴ先生が抜けた穴はこんなところでもモラウさんに負担を掛けていた! 
ノヴ先生が壮健ならモラウさんもここまで疲れることはなかったろうに。
なんかこうしてみるとずいぶんダメだなノヴ先生。

ところで、今更気づいたんですけど、ノヴ先生のノヴってたぶんドアノブから来てるんですよね??
モラウ先生は一体何を貰うんだろう。
最初にノヴ先生からキセルを受け取ってたけど、あれか?

・「突入まであと10分」
あと10分。
つまり、王様の心情変化もここで打ち止めということです。
このあと10分の間にコムギ怪我イベントが入る可能性もありますが、とりあえず今の王の心情的には「色々悩んでいる。色々惑っている。でもまあ敵が侵入してきたら問答無用でブチ殺すけどね」というものだと思うので、和解エンドはなさそうです。


☆☆☆ナルト☆☆☆

なんか、怪獣と妖怪が戦ってるみたいだ。
でも、圧倒的な力を持つ怪獣(ナルト)と技のデパートの妖怪(大蛇丸)の戦いだと、日本人としては後者を応援したくなるなあ。
ゴジラよりも、様々な火器で対抗する自衛隊を応援したくなっちゃうみたいに。
メーサー戦車を見ると今でも胸が高鳴ります。

・「サクラ…君は心配しなくていいよ…」
疑問文に対して「君は心配しなくていいよ」で答えました。
これって実質的なシカトですよね。
わーい、サクラサクラー。


☆☆☆ブリーチ☆☆☆

・「隊長格ですら、限定解除無しには最下級も倒せねぇ…」
てことは言い換えれば、破面でなければ限定しても(20%でも)ギリアンを倒せるということなのですか。
以前、ルキアや檜佐木さんはギリアン見てビビりまくってたのに。
副隊長や隊長クラスは平隊員とどれ程の実力差があるのでしょうか。

しかしまあ、「なんで破面を相手にするのに限定のままなんだ、そしてどうしてスグに解除できないんだ」という謎は解明されました。

A:こんなに強いとは思わなかった

ダメです。やっぱりダメです。護廷十三隊。

・仮面の軍勢の皆さん勢ぞろい


みんな大好き幻影旅団。(HUNTER×HUNTER8巻より)


☆☆☆ワンピース☆☆☆

あーん、もう、テンポ悪いなー。
前回アレだけ見事に回想編を決めたのだから、今週からCP9と戦って下さいよー。
せっかく盛り上がったテンションがガツンと下がりました。
キウイとモズの手柄でいいじゃないですか。
なにゆえここで再度ロケットマンを出す必要があるのか。
というか、ルフィとか全員つかんで向こうに投げ飛ばすくらいできそうな気がするんですけど。
裁判長の小ネタも勢いに水を差すだけです。
フランキーも敵の真っ只中で思いっきり背中見せてるから後ろから突き落とされるし。まったく緊迫感という物がないです。
どうせロケットマンで拾われるんだろ、ケッ。

尾田先生が僕の予想を裏切り、フランキーはロケットマンに拾われず、このまま墜落してちゃんと死んだらワンピース全巻揃えます。


☆☆☆もて王☆☆☆

テニスネタ盛りだくさんですごく面白かったです。
序盤、吉下さんを誤解する木嶋先輩の流れがすごくスムーズでGJ。

・「また麻仁の奇行がはじまったぞ」
こういう、読者の視点と劇中の人物の視点が一致するのってすごく気持ちいいですね。

・「さすがオレのご主人様!!」
完・璧・で・す!!!!
先の阿久津から続いて、パーフェクトな流れです。
もはや美しさすら感じます。


☆☆☆リボーン☆☆☆

・沢田家光
ジャンプ感想界隈で大人気のツナママ。
女性キャラ人気部門では既にハルを超えたのではないかとすら言われています(京子ちゃんは…うん、まあ、ね……)
そうか、ツナママを射止めたのはこの男なのか……。
天野先生が意図したところとは別の部分で、なんだか感慨深いなぁ…。


☆☆☆ネウロ☆☆☆

・塀の中からのレコーディング
塀越しにレコーディング……すごい。
こんな絵を思いつける松井先生がすごい。

・看守ですら変態
看守ですら変態なのだから、犯人が変態なのは当然だッ!
こないだまで、危険ではあったけど、まだ全然人間だったアヤ・エイジア。
しかし、しばらく服役している間にばっちり人外になってました。
なんか能力の飛び出方としてはサイと変わらない気がするんですが……。
サイみたいな人外は、まだ結構いるのかもしれませんね。

・内閣調査室
KGBやらCIAと比べると、どうにも影の薄い内閣調査室。
今回もサイの期待には応えられませんでした。
漫画の内調はこんなのばっかりだ。
セカンドギグ合田一人さんなら、サイの期待にも応えられたのかなあ。


☆☆☆こち亀☆☆☆

・「いい年してこんな物を集めるんじゃない」
頑固でも良識のある理想の上司像としての部長はもうどこにも存在しません。
いまのこち亀にいるのは他者理解を放棄したやたら暴力的な大原部長だけです。
せめて勤務中に遊んでることにすれば良かったんですけどね。

・「お花畑に住んでいます、ご主人様」
こ ん な メ イ ド は い な い !

これみたいな秋本先生の勘違いでしょうか。

追記)一応不安になって調べてみたんですが、どうもこういう元ネタがあったみたいです。
劇中のメイドさんも秩父に住んでいたのかな。

・「もえてるぞ」
満面の笑みで、高々と腕を上げ、「もえてるぞ」。
こんなオヤジが実際に報道されたら確かに流行りそうですね。主に2ちゃんねるとかで。
ニート君と同じような扱いになるでしょうけど。


☆☆☆ペンギン☆☆☆

大石先生は編集部とのコンビネーションが完璧だなあ。羨ましい。

しかし、この漫画は当たりハズレが大きすぎます。
バカ彦くんとツンエロ委員長はパーフェクト、バカ兄弟はそこそこ笑える、文字郎くんもまあまあ、おおいしこうじも面白かったです。
ですが、他はクスリとも笑えません。
一部で大人気のバカップルも僕には無理。
大石先生にはもっと期待してたので若干残念ではありますが、まあバカ彦くんが面白ければいいや。


☆☆☆ツギハギ漂流作家☆☆☆

・「いずれも大手出版の新人のようね、さすがに目付きが違うわ」
この新人たちを見たファーストインプレッションは「なんだ、このゴミのようなザコどもは」というものだったので、その後のミツネの台詞がギャグにしか見えませんでした。
無論、光国の「少しはうちみたいに慎重な審査もしろよ」もギャグ。

何度見ても手前の女の子以外はゴミのように殺されそうだなあ。


☆☆☆ムヒョ☆☆☆

・事務局内はおおわらわ
これは本来は、いかに事務局内の仕事が多いか、いかに魔法律家への仕事依頼が多いか、などを表しているはずですが、この漫画がこれまで培ってきたもののせいで、「非効率的な人員配置をしているのだろうな」「業務の流れを上手く管理できていないんだろうな」「全職員がボンクラなのだろうな」といったことしか思いません。

・院長クビ
検定を受けに来ただけの人を(結局検定は受けさせず)無理矢理命がけの特訓に参加させ、少なくとも一人の参加者は酸で足を焼くという大怪我を負った、この時点でクビになっても十分なのですが、ペイジさんはさらにブイヨセンを放ってしまい、自分の処理能力を超えた事態に陥りつつも部屋でチェスやってましたからね。
まあクビは当然なのですが、魔法律協会がこんな適切な対処をすると、それはそれで何だかつまんないな。

・「本当の強さとは曲がらぬ優しき心を持つ事――」
えーと、、、ここでのロージーの答えが「曲がらぬ優しき心」を示していたんでしょうか。
ここで言う、「曲がらぬ優しき心」っていうのは「ムヒョに対する」ということでしょうか。
地位や名声はともかく、いま最も危険視されている禁魔法律家の、それの対策・調査に当たっているであろうペイジさんのところの調査員をするというのは、魔法律協会にクズしかいないことを考えても、魔法律界全体の貢献に繋がるので、決して悪いことではないと思うんですが。
まあ、禁魔法律家に対抗できる勢力が実質ムヒョしかいないというのも確かなので、どっちをサポートするのが正解かは難しいところですけど。

・リリーマリル
あれ、ひょっとして彼らも禁魔法律家に与する勢力???
だとしたら、今回の特訓で実質的にパワーアップを果たした4人の内訳は、「禁魔法律家(リリー、マリル)」「前科者で、今も悪徳商法に手を染め、こないだは一般人を犠牲にしようとしてた裁判官(エビス)」「ロージー」ということで、すげえロクでもなさです。
流石は魔法律協会。

・見開き花畑
この漫画を象徴する素晴らしい見開き。
まさに乙女ロージー!


☆☆☆タカヤ☆☆☆

・「相手を嘗めているからこうなる」→「優しさは何も生まない」
いや、違うから。その二つの間に何も繋がりないから。優しさから相手をナメるとかありえないから。

・「あんたの攻撃は痛いけど、痛いだけなんだもん」
流石はタカヤ、見上げたマゾです。
愛のないSMプレイは痛いだけ、ということでしょうか。
「つまんないから愛情を持って殴ってくれ」と催促される春人くんが可愛そうです。

・「そしてもちろんパワーは善慈より弱い」
この漫画で一番パワーが強いのは善慈ではなくタカヤだと思います。

・「その痛みの先にあるものを楽しんでるんだ!」
真性マゾヒストタカヤによるマゾヒズム講義に突き動かされる春人くん。
なんか、だんだんスゴイ漫画に思えてきましたよ。

・「ヘンな…野郎だ…」
マゾです。

・柱の宣伝
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「真性マゾヒストの"タカヤ"が敵に殴られながらヘラヘラ笑う!!2巻まで」



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