WJ3号感想

今週、カラーで宣伝が乗ってますけど、ぬーべーのDVD−BOXが出るんですね。
僕は実はぬーべーはあんまり、っていうか全然好きじゃないんですけど、細川さんとかいう小学生女子が妖怪のような乳で首も伸びたことだけ覚えてます。
そういえば、ツリッキーズピン太郎巫女さんが大根を股に挟んで激しく腰を振ることしか記憶にないわけで、要するに岡野先生と真倉先生のコンビはいつもそんな漫画ばかり描いてたということですね。
清々しくて大変良いと思います。


☆☆☆テニス☆☆☆

・フェイントでジロー
誰も騙されるはずのないフェイントに使われたピエロなジロー。
一方、そんな扱いすらしてもらえず、スピードガン以降顔も描かれない元祖ピエロ、滝。

果たしてどちらがより幸せと言えるのでしょうか。

・柱の下に座ってる跡部様
パッと見た瞬間、「桃城先輩が頭ぶつけて流血したところに座ってるんだなあ」と思いました。

・W ←こんなポーズの跡部様
ホント面白いな、この人は。
一体どこを見てるんだろう。

・「サル山の大将さん!」
しかし、今週一番の破壊力はコレ!
跡部様の顔が面白すぎる!!!!
なんだこれ!

でも、あれだなあ、許斐先生ってホント……
絵が下手ですよね。

やばい。見れば見るほど面白い。
前々回、シンクロの面白さを頑張って言語化した僕ですが、今週のこれは本当に無理。

なんだこの機械みたいな表情。
せめて、白目さえ剥いてなきゃなー。
いや、顔が長すぎることも問題だよなあ。
あ、ずっと見てるとモアイに見えてきました
みなさん、ちょっと眉毛のあたりから上を手で隠して見て下さいよ。
色んなものに見えてきて楽しいですよ。

でも何が一番面白いって、これが跡部様だってのがもう耐えられないくらい面白いんですが。

・「ククク・・・」「ククク・・・」
目のアップを描くだけで笑いが取れる男、許斐剛!
うすた先生も澤井先生もやってられないと思いますよ。
そして、これがゲシュタルト崩壊というやつでしょうか。
3コマ目のアップをずっと見てると、意味が分からなくなってきます。

・「俺が王様だ」
テニス世界の序列がまた明らかに!



創造神:手塚
〜超えられない壁〜
仙人:桃城
皇帝:真田
王様:跡部
王子様:越前
教授:柳
紳士:柳生
武士:南次郎
従者:樺地
ピエロ:滝
病人:幸村
詐欺師:仁王
殺し屋:木手



・「笑い死にしそうだ…なぁ樺地」
それはひょっとして読者に聞いてるんですか?

・「坊主になってやるよ」
坊主フラグ確定。
許斐先生の人気のあるキャラはとりあえず貶めたいというやり方はとても好きです。好感が持てます。
冨樫先生がとりあえずポックルとポンズを殺したようなもんですね。

ハンターハンターに関しては、ファンが騒げば騒ぐほど冨樫先生は殺すんじゃないか、という噂がありますが、テニスにも同じことが言えるのかも知れません。次はきっと忍足です

・「てめぇはまだ手塚の域すら達してねーだろ?」
あんな人間が2人もいるなんて想像したくない。
あ、でも立海って手塚が7人って設定なんですよね。
とてもそうは思えないけど。


☆☆☆ボーボボ☆☆☆

第二部って一体どうするんだろう……。

なーんて思ってたら、「舞台は1年後、内容は第一部の完全リピート」。
ここまでやられると逆に清々しくて好感が持てます。
大体、第一部の内容だって毎回同じパターンのリピートでしたしね。
もうこうなったら澤井先生には「漫画が変わってもボーボボのリピート」くらいの勢いでやって欲しいです。
たとえば、ボーボボ終了後に澤井先生が「パンダーポンチョ」とかそんな感じのギャグ漫画を始めて、んで、ボーボボの1巻を読んだあとに、間違ってパンダーポンチョの2巻を手にとって読み進めていっても何ら違和感を感じない。
そのくらいやって欲しい気がしてきました。

・「早くまたみんなと合流して9人で戦いたいね」
田楽マンがいることに、すごく幸せな気分になりました。
あの子、一応仲間だと認識されていたんだね。

……あ、ハンペンは仲間だと認識されてないんだ。


☆☆☆ナルト☆☆☆

・シミュレーション
作戦のシミュレーションシーンを描く漫画って珍しいです。
言ってみれば、ゴンキルビスケがゲンスルー戦の戦術を事前にシミュレーションしてるようなもんでしょ。

で、まあ、シミュレーションをしたということは、イレギュラーが発生してシミュレーション通りに行かないということなんでしょうけど。

・正論しか言ってないサイ
なんかサイが至極当然のことを言ってて、ナルトが子供っぽく抵抗してるだけに見えます。
結局サイのやり方で成功してるしね。
やっぱナルトって三年間で精神面は何も成長してないんじゃないの?

あと、サスケってナルトを庇うようなキャラでしたっけ?


☆☆☆ワンピース☆☆☆

・「私達が原因でこの土地に危機が及ぶなんて……!」
僕はてっきり「私たち」=「学者たち」で、「この土地」=「オハラに住む人たち」なのだと思い、「自分たち学者が禁じられた研究をしたせいで島の人たちに危険を及ぼすことを悔いている」のかと思ったら、実際のところは「探索チームのせいでオハラ残留研究者チームに危機が及ぶなんて……!」という意味だったみたいです。

研究者様たちは、オハラに住む無辜の一般市民たちのことは基本的に頭にないようです。

・「この”人類の財産”を置いて逃げ出す事はできん」
その篭城のせいで他の一般市民にまで累が及ぶのかと思うと、やっぱり今回の話は納得できないです。
これって学者たちのエゴじゃないんですかね。
学者しかいない島とかなら良かったんですけど、そんな事情とか(たぶん)全然知らない島民もいるわけだしなあ。
尾田先生は「自分が決めた善玉」がやることは「何でも善」みたいな安直な考えがあるんじゃないかと、ちょっと思ったりもします。
ロビンがスパンダムさんと交わした約束とかも、明らかにロビンの方が間違ってましたし。
そりゃ敵(スパンダイムさん)を悪者にするだけでも学者たちは相対的に善になりますけど、それで騙せるのは子供だけでしょ。

学者たちが身命を投げ打って島民を庇いたてするシーンがあることを望みます。
このままオハラが壊滅したら、強調されるのはバスターコールの脅威ではなく、学者たちのエゴになってしまいますよ。


☆☆☆ムヒョ☆☆☆

・幽李vs冥王
あの……これで幽李が勝って、冥王を契約したとして……
幽李がいればそれでいいじゃん
……ってことにはならないのでしょうか?

・北斗百烈拳
なんかもうガッカリですよ。
賢者の使う技が北斗百烈拳だなんて。
なんかもっと賢者らしいことして下さいよ。
まあ、最強クラスの霊ソフィーでも、投げ飛ばすとか、突き飛ばすとかしかできなかったので、この世界の霊やら使者やらはそういうもんだと諦めるしかないんですかね。

・ガンダムハンマー
んで、その一方、冥王が使う武器がトゲトゲの付いた鉄球ですよ。
だから、なんなんだそれは。
もうちょっと俗世間を離れて、霊的な精神世界っぽい攻撃しましょうよ。

そうですね……。
他の漫画で言うとテニスとか読んではどうですか?
かなり参考になると思いますよ。

・本当にダメだな魔法律協会
強化合宿が始まってから僕が延々と言ってることなんで、みなさんもいい加減聞き飽きてるとは思いますが、彼らは元々能力強化のためにやってきたんじゃないんですよ。単なる現状確認のために来てるだけなんです。
それが何かシャレにならんのが2体も出てきましたよ。もう魔法律協会はアホかと、バカかと。

何がまずいって、まずほとんどの選抜メンバーが叫んで逃げ出すことしか出来ない、というこの現状。
せめて立ち向かう意志のあるメンバーを選ぼうよ、ペイジさん。
エビスさんが「オレ達を殺す気だ…!!」なんて言ってるのもマズイですね。
エビスさんの中で、ペイジさん、ならびに魔法律協会に対する不信感バリバリですよ。
で、これがですね、どういう結果に至るかというと……。

1.能力の現状確認をしに来たら監禁される。
2.深夜に霊に強襲され、命懸けの特訓をさせられる。
3.魔法律協会への不信感が高まる。
4.隠された能力を開花させ、霊を撃破する。
5.合宿、無事終了。能力的に大幅なパワーアップをするも、魔法律協会への不信感も大幅アップ。
6.ペイジのクソにはこれ以上ついていけないと考える。
7.でも、死ぬ思いをして折角手に入れた力を使わないというのもどうかと思う。
8.この力で何とかしてペイジのクソや魔法律協会に仕返しできないものか……。
9.禁魔法律家誕生。

ね、ダメでしょ。
力を与えるからには、それを正しく使うことを何より最初に教えなきゃいけないのに、それを教えないばかりか(魔法律家は基本的に人間のクズばかりなのに)むしろ不信感を増大させるようなことをしてるんですよ。
ちょっと想像してみて欲しいんですけど、あのエビスさんが(彼は自分の成功のためなら何の関係もない一般市民を害しても何ら良心が痛まないんですよ)こんな理不尽な特訓で力を付けて、果たしてそれを何か正しいことのために使うと思いますか? 僕には思えませんよ。


☆☆☆ブリーチ☆☆☆

日番谷・恋次コンビのかませっぷりが炸裂!
すごい! すごい! 凄まじい弱さだ!
本当にディ・ロイさんはどれだけのタコスケだったんだ!
なぜ尾を叩きつけるのが捨て身の攻撃なのかさっぱり分からないですよ!
日番谷さんの袈裟斬られシーンは、愛染さんの時のデジャブっぽくてすごくイイですね。
同じやられ方ってのが、彼のかませっぷりを助長しててとてもグッドです。


☆☆☆World4u☆☆☆

劣化アウターゾーンの印象しかない4uですが、今回はそこそこ面白かった気がします。そこそこ。
でも、こんなに何度も掲載される程に面白くはないんだけどなあ。

・「一目見て、ああ、アレは危ないモノだって分かった」
だって体の周りに白い煙霧がかかって、二人がネバネバしてるみたいだったから。
それで私、ダブルスの試合は見ないようにしてやり過ごそうとしたの。

・「日に百万近いアクセス」
さらりと言ってますが、これ、むちゃくちゃすごいですよ。
ちなみにReadMeに登録されているサイトで一番ヒット数の多いサイトですら、一日10万ヒット程度です。
百万という数字は、単純に考えて無作為に130人の人を選んで、「このサイト知ってますか?」と聞けば、うち一人は少なくともそのサイトの常連ということです。
ハッキリ言って、どんな素晴らしい文章で、どんなに更新頻度が高くても、都市伝説・民間伝承で一日百万はありえないんで、誰か田代砲でもぶっ放してるんじゃないか、とも思うんですが。

結論:このアクセス数が田代砲によるものだと思うと、田島くんのスカしたキャラクターが急に等身大の高校生になる。

・「万引きとはケチくさい。どうせならもっと大きな事をやりたまえよ」
全ての読者が思っていたであろう事を、主人公がちゃっかり代弁してくれました。
高校生にもなって、駄菓子屋の婆さんがボケてるのを良いことに駄菓子をタダ食い……。
「ちょっとしたスリル」にしても、あまりにセコい。セコすぎる。

・「あたし、あんたのことキライだから」
本人の目の前で、自分から話し掛けておいてこんな言葉で結ぶだなんて、なんだこのキャラ。
使い捨てにしてはおっかなさ過ぎるぞ。
前川くんは、駄菓子のタダ食いとかそういうのは置いといて、クラスメートの女子からいきなりこんなこと言われてるんだから、もっと生活全般を根底から見直した方がいいと思います。
きみねえ、嫌われてるだけじゃなくて、すごく低く見られてるよ。フナムシくらいの扱いだよ。
嫌われてるだけなら、普通面と向かっては言われないから、こんなこと。

・「4万3千290円になりましゅ」
薬局行って虫下し買え、とは言いませんよ。僕は大人ですから。

・省略された部分を補ってみる
「ごめんなさい、おばあちゃんは先月…異物混入が問題となり、家族会議の結果、老人ホームに行ってもらうことになったの。たまに抜け出すみたいだけど」

・「どうなってんだ、このボロ宿、全部売り切れじゃねえか!」
タバコが売り切れだからって自販機を蹴り続ける客AとB。
なんつーか、ちょっとしたスリルと興奮を求めて駄菓子屋でタダ食いをする高校生と同じく、その行動がさっぱり共感できません。
タバコが売り切れで腹が立つ気持ちは分かりますが、蹴り飛ばしたって隠し在庫が出てくるわけでもないし、突発的な行動だとしてもいつまで蹴り続ける気なんでしょうか。

・「タバコは麻薬!」
うわぁ……。愛煙家を敵に回してるなぁ……。
江尻先生勇気あるな。

ところで、タバコが人体に有害ってのは都市伝説です。
よく考えてみてください。あんなの草が燃えてるだけですよ。
近くで草が燃えてるだけで人間様が肺癌になってたまるものですか。
だから、タバコは別に恐れる必要はないのです。

と、僕はいつも言っているのですが、無論、科学的根拠はありませんので鵜呑みにはされませんよう……。
ちなみに僕はタバコは吸いません。


☆☆☆ネウロ☆☆☆

あれー、これだけ早坂さんが調子に乗ってるのに、笑顔が崩れなかった……。
来週以降、ちゃんと変態してくれるのかなー。
ちょっと心配です。

ガラスの釣り針は、悪くないけど、ちょっとこれだとダメージ低すぎるかなって気はします。
まあ、釣りはバカにできないですけどね。
グランダー武蔵とか、釣りしてるだけで





↑こんなになりますし。


☆☆☆こち亀☆☆☆

破壊行為はともかくとして、男祭の趣旨自体には賛成します。
別にモテない僻みとかじゃなくて、たとえ僕にクリスマスの予定があったとしても賛同します。

というのは、ただ家で一人でクリスマスを僻んで終了ってのは余りにネガティブだと思うんですよね。
予定が無いなら無いで、始めからクリスマスを意識しないか、もしくはそれに変わる価値を創造して対抗するのがポジティブだと思うのです。
クリスマスに予定が無い、だから男祭に参加しよう。
この流れは精神的に非常に健全だと思います。
真冬にふんどし一丁で荒行という思い切った企画内容も良いですね。
生半可ではないから参加する意義がある。
もし僕にクリスマスの予定があったとしても、どちらを選択するかは悩みどころですよ。

つまり、クリスマスだからって無批判なままクリスマスに囚われるのではなく、新しい価値を創造しようという考えは立派だと思ったのです。
両さんの場合は、従来のクリスマスという価値を意識し過ぎてて、逆に男祭のオリジナリティが疎かになっていたきらいがありますが。
より男祭のオリジナリティを前面に出して、クリスマスにぶつけて欲しかったですね。


☆☆☆リボーン☆☆☆

・死んでも死にきれねえツナ
あ、ちょっとカッコイイ。
やっぱり裸になるのはギャグ要素だったんですね。
シリアスストーリーだと脱がないんだ。
そして、脱がないだけでこんなに雰囲気変わるんだ。
裸になるってお手軽なネタだなあ。
そりゃ猫ひろし鳥肌実も裸になるよ。


☆☆☆ビックバン☆☆☆

結構面白かったです。

・でかい
主人公のキャラ付けを、最初に一発「でかい」だけでやってしまった大江先生。
余りに直球過ぎて逆に裏をかかれました。
いろんな作家がどのようにして主人公に特徴を持たせようか四苦八苦してるのに、大江先生は「でかい」。
爆発で生まれ変わる、という一番大事なキャラ付けを差し置いてまで「でかい」。
つかみは完璧だったと思います。すごいや。

・「子供にクサイパンツかぶせてくる変態」
もしこれが熟女だったら作品の方向性が180度変わりますね

・正体はデブ夫
僕には良く分からないのですが、やはり世の正太郎くん大好きなお姉さまがたは、このような展開にハァハァしているのでしょうか。
こういうときは、やはり自分の立場に即して考えてみるのが分かりやすいわけで、たとえばこれが女子高せ……やっべえ、思ったより絵が洒落にならない


☆☆☆ジャガー☆☆☆

今週は出だしから面白かったです。

・「気持ちが伝わるからダメなんじゃ…」
今週のクリティカルヒット。
「物より気持ち」の否定バージョンは初めて見た!


☆☆☆巻末コメント☆☆☆

・「担当が替わった。新担当はジャンプ
マニアの斎藤君。お茶でも飲
んで話でもしようや…〈亜門〉」

『鬼に金棒』ってヤツですか?
ちなみに、新担当に飲ませるお茶はもちろん「アバ茶」ですよね?
「『いただきます』って言ったからには飲んでもらおうか。それともヌルイから飲むのはいやか?」
こりゃ、新担当は口の中にクラゲを仕込んで行かなきゃねッ!

・「今週はギャグマンガがんばる
ぞっていう刺激になるような
出会いがありました。〈京介〉」

おそらく、許斐先生と出会って、楽しくギャグマンガについて語り合ったのでしょうね。
これからのうすた先生の活躍に一層期待しています。



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