●『君主論』研究_第二六章





『イタリアを解放し蛮族から解放せよとの勧告』
〔第二六章では、「メディチ家がんばれ」とマキャベリが言ってる〕

・メディチ家がんばれ

・イタリア人は強いけど集団行動に向いてない。そこを上手くなんとかして、スイスやスペインの歩兵に負けない歩兵隊を作ろう

第二六章のまとめ

マキャベリの就職活動を締める章で、あんまり大切なことは書かれてない。今後メディチ家が取るべき政策として、良き軍備の編成を提案している。具体的には、スイスやスペインの歩兵隊に負けない、フランスの騎兵隊にも負けない、そういった新しい歩兵隊を整備すること、そして、それでもってイタリアから外国勢力を追い出しましょうね、といったことを提案している。
 それに加えて、いまイタリアは戦力バランスがバラバラなので、この隙を突けば上手いことイタリア統一できるチャンスですよ、といったことも言ってる。
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