●矢追純一





矢追純一さんを知ってますか?
僕の身の回りの人たちの様子からすると、僕の2つ下くらいから知らない人が多いみたいですね。
というわけで80年代産まれの人なら知ってるかと思うのですが、木曜スペシャルUFO特番のあの人です。

それで、矢追さんのどこをどう尊敬しているかというと、別に人間的なところではなく(笑)、彼が一流のエンターティナーだと思うからです。
というのは、僕が矢追さんのUFO特番を見ていたのは、まだ疑うことをしらない小学生のときで、
「うぎゃあああ、UFOホントにいるんだぁ!!グレイこえええっ!!!!」
とか、ホンキで思ってたわけです(笑)

まあ、基本的に子供騙しなんですけど、子供ながらにあんなに見事に騙されて楽しませてもらった記憶は忘れません。
同じようなものとして「徳川埋蔵金」がありましたが、アレと比べてもはるかに興奮の度合いは違います。やっぱり、未知の宇宙人と徳川の財宝じゃ、スケールが違いますからね(笑)
おかげで、今でも僕は「UFO」とか「UMO」とか「心霊スポット」や「都市伝説」などの下世話で下らないものが大好きだったりします。そう考えると矢追さんから被った影響はかなり大きいといえます。

ちなみに矢追さんに会ったこともあります。
以前、早稲田に講演会をしに来た事があるんです。
僕はてっきり、矢追さん自分でも分かっててエンターテイメントと割り切って番組作ってるんだろ、と思い尊敬してたワケですが、どうも講演会での熱弁を見る限り矢追さん本気なんですね・・・
いや、もちろんだからといって矢追さんのエンターティナーとしての評価が下がるワケではありませんが。
なお、そのときにサインも貰いました。かなり自慢のタネです(笑)


<第三の選択 ―Alternative 3―>

『第三の選択』は77年にイギリスのテレビ番組で放映されたドキュドラマです。
ドキュドラマというのは、ドキュメンタリー風のドラマ、という意味で、要するにフィクションです。
内容は、オゾン層の破壊による地球温暖化に対し科学者や政治家など選ばれた人間たちだけが、地球を離れ火星へ移住する計画を建てている、というものをビデオや関係者のコメントなど証拠・証言を集めながらドキュメンタリー的に構成する、という繰り返しますがフィクションです。

そんでこないだ、レンタルビデオであったので見てみたのですが、確かにこの番組の作りはNHKの科学番組を思わせるどちらかというと退屈な展開で、センセーショナルでドラマチックな演出は控えめに(いくらかありますけど)作ってありまして、何も知らなかったら本当に科学ドキュメンタリー番組だと思う人がいてもおかしくありません。

だた最後のテロップで「放映日 4月1日」(エイプリルフールということ)が出るし、登場人物(関係者や消えた科学者など)の役者名も出ます(笑)
つまり、普通に見てたら最後で「なーんだぁ騙されたー」というジョーク番組なんですが、なんとこれを矢追さんはノンフィクションとして紹介してしまったのです。

というわけで、日本には『第三の選択』を真実と受け止める人たちが出てきたらしく、その関係の本なども出たりしたらしいです。いやはや、しかししかし、おそらく英語は堪能であろう矢追さんが最後のテロップを見逃すとも思えません・・・。いやあ、矢追さん、コレは確信犯でしょ(笑)


ちなみに矢追さんの公式HPはココ↓です。矢追さんのプロフィールなども見ることができます。
http://www02.so-net.ne.jp/~earthian/index.html


戻る


★★★まとめ買いでコーヒーが安ーい。送料無料。★★★